デザイン迷い中

shin(id:taiyakiII)に昔俺が作った(っていうか乗っ取った)「チン毛会議室」なる恥ずかしい
ウラーを貼られたので復讐したいと思います。以下暴露

「兄貴!」
後から声が飛んでくる。このくそ暑いのに全力でshinが駆けて来る。近所に住む中学生のshinは
昨日俺が乗っ取って勝手にデザインを変えた掲示板の話をし始めた。
「あれ、なんちゅうデザインっすか。チン毛会議室って。ぅははは」
息を切らしながらshinが愉快そうに笑う。夏服のワイシャツが汗でじっとりと肌に貼りついている。
ナベシン。俺好みの美少年だ。だが俺がホモであることはこいつは知らない。俺がどんな目でこいつを
見ているかも。
「なに、厨房の遊びさ。もろ厨房丸出しのさ」
teacupは設置が楽で初心者に大人気だった。だから、IDとパスワードが同じというひどい掲示板が
当時かなりの数あったのだった。俺は暇潰しにそんな掲示板を見つけてはおかしなデザインに買えていた。
「ORJP兄貴、perlでも始めないっすか?perlでもっと派手に荒さないっすか?」
兄貴という言葉が俺の股間を刺激する。なぜこいつはこんなに俺になつくんだろう。
「まぁな。そのうちな」
俺の頭はperlの事よりshinの事で一杯だった。2人で川辺をゆっくり歩いた。夕暮れどきなのにまだ
ムッとする濃厚な湿気が町を包んでいた。黙々と歩く2人。俺は少し大きめの石ころを思い切り蹴った。
石は綺麗な放物線を描き、一度跳ねて川に飛び込んだ。ドポンという間抜けな音が、せせらぎにかき
消されてゆく・・・。俺はぼんやりと、消えていく波紋を見つめていた。夕日がすべてのものを赤く
染めあげていた。shinの顔も赤くそまっているのだろうか。俺は隣のshinに目をやった。
shinは、俺をじっと見つめていた。
「兄貴・・・俺・・・」
思いつめたような、初めて見るshinの表情に俺は動揺した。もしかしてこいつ・・・?
「兄貴に、俺、丸刈りにされたいっす。わは」
shinがバックルを外すと、するりと脱げた学生ズボンの下に真新しい六尺褌が現れた。
初めて見るshinの六尺姿。shinもホモだったのか。甘美なショックに俺はよろめいた。
「いやなら止めてもいいんだぜ」
俺はゆっくりとポケットから電動バリカンを取り出し、スイッチを入れた。