憲法論議とか

おとなり日記でこんなん発見
id:pre-jurist:20041119

最近、改憲やら創憲やら加憲やら、護憲やら、論議が盛んですが、Pre-Juristに言わせると、みんな「憲法が変われば、社会も変わる」という信念に支えられている点で同じ宗派ではないかと思います。

まあ確かにそうなんだけどさ、という印象。
一度でも護憲派あるいは改憲・廃憲派集会に参加した事のある人ならわかると
思うんだけど、互いに大声で叫んでないと敵勢力に圧倒されてしまうのではないかと
いう危惧があるわけですよ。んであまりその辺の事に興味のない人から見れば
憲法が変われば社会も変わる」病に感染してるようにすら見えてしまうのはまあ
しょうがねえなと思うっす。似たような話は新しい歴史教科書をつくる会を巡っても
あったな。味方である筈の保守陣営からも「教科書なんか変えても子供は読まない」
とか「現場の左翼教師が一掃されないと何も変わらない」とか。


でもまあそれが全てではないよってのも事実なんだよね。例えば憲法制定の経緯
アメリカの御仕着せでいいのか?)とか前文の致命的欠陥(平和を愛する諸国民の
公正と信義に信頼して、って信頼できるかよバカ)とか。社会を変えるための
改憲廃憲、以外の動機が大きいんですよ。

追加

タイトルが「ニヒリスティックな憲法」論だったから、多分上記の事は充分
わかった上でお書きなんだろう。ちょっとカッコ悪いね俺。笑い