ココログブックスコンテスト

悪徳不動産屋の独り言というブログがある。管理者のpoohpapaさんという
方による、不動産業の裏話を中心に時事ネタも扱ったりするブログである。
文章力があり書いている事もいちいちマトモで、面白い裏話も満載で、良質な
ブログだなぁと常々思っていたのである。
だが、ココログブックスコンテスト落選をきっかけにどうも逆上気味だ(;´Д`)
http://akutoku.cocolog-nifty.com/828/2005/01/bookscon.html

実を言いますと私は、大賞は「悪徳」か「ほったいもいじるな」さんのどちらかになるだろう、と予想していました。「自惚れてんじゃないよ!」、と笑われそうですが、「自信」ではなく消去法による「道理」なんです。

幼稚園児に芥川賞を選ばせるのは無理、ということなんでしょう。全く、人間国宝級の馬鹿どもです。それでも給料がもらえるのだから楽でいいですね。一度不動産屋をやってみませんか?

はっきり言ってキレすぎだ。落とされても「いやぁ落ちちゃいました」くらいで
笑って済ませるようなキャラだとばかり思っていた。それくらいの器のある
人だと思っていた。実際、

発表当日、結果が分かった後、私はたった一行だけ「フフン(笑)」と記事にしました。
で、その一行に全てを盛り込んで終わりにするつもりでした。落選した人間が何か言っても、「負け犬の遠吠え」になるし、かえって自分の評価を落とすだけですから。

こう書いている。しかし「フクダカヨ絵日記が大賞(ココログブックス賞)
って出来レースだったんじゃないの?」って疑いからか
何か言わずにはいられなかったようだ。
http://poron.txt-nifty.com/blog/2005/01/post_17.html

 ココログブックスコンテストの締め切り間際の11月4日、ニフティココログでのアフェリエイトサービスを開始している(参考記事・ITmediaニュースITmediaニュース:ココログアフィリエイトを手軽に)。そのアフェリエイトの特集記事でイラストを担当したのがフクダカヨさんなのである。その後もココログの新しいテンプレートの特集でも、彼女がイラストを担当している。

それにしたって、世の中には腐るほどの出来レースが溢れ返っているというのに
なぜココログブックスコンテストだけは出来レースではないと思ってしまったのか。
ちょっとお人好しではないかと思う。「まさか自分が詐欺に遭うなんて」と
テレビでコメントする被害者のような青さがそこにないか。
何か書くにしても「出来レースだった気がしなくもないですね。やれやれ」の
一言くらいで終わっておけば良かったのに、と思う。
正直、poohpapaさんの見苦しい罵詈雑言は読みたくなかった。
別に、ココログから「面白いブログ」というお墨付きをもらわなくたって
コメント欄などから察するにpoohpapaさんのブログは読者から充分評価されて
いるのである。niftyサイドの評価なんてどうでもいい事ではないだろうか。
気を悪くされる事なく、ブログを続けて欲しいと思う。


余談だが、俺は「悪徳不動産屋の独り言」のココログブックス賞獲得は
最初から無理と思っていた。niftyが書籍化するのはおそらく躊躇われるであろう
攻撃的なコンテンツが少なくないからだ。
こういうコンテストは当り障りのない、安心して本にできるブログが
選ばれるに決まっているのである。売れるかどうかは問題ではないのだ。


ココログブックス賞、ついに決定!!