雑誌とか

諸君!3月号

西尾幹二上野千鶴子を煽っている。

男性憎悪がギラギラしているが、これがこの人の性根である。若い娘時代になにかがあったのである。男と女の間は普通はこうはならない。
(略)
彼女は男性関係があるかのようにしきりに演技しているが、ひょっとするとまったくの未経験者なのではないだろうか。男性に対する感情が余りに抽象的でありすぎる。私は批判しているのではなく、一抹の哀れを催して言っているのである。

「言の葉のしずく」では乃木希典夏目漱石のオタ臭い癖について書いている。
両者とも蔵書に評語を書き込む癖があったという。乃木は「同意」「壮烈」「悲愴」「感泣々々」「嗚呼又危哉」など、漱石が「御尤」「愚論ナリ」「左様カ」「ソンナコトガアルカ」「何ダ」「日本武士ノ如シ」「男ラシクテヨシ」など。これをコラム筆者の出久根達郎

二人とも書物を読みながら、格闘している。

と書いているが俺には二人ともただのオタクにしか思えない。何つうか、暗い。
でも試しに手元にあった本を「左様カ」とか「ソンナコトガアルカ」とか言いながら
読んでみたら意外に面白くてテンションが上がった。

WiLL2月号

堤堯の三島由紀夫回想録以外、面白いものなし。

WiLL3月号

わが家の教育基本法という特集。西村眞悟議員の文章が奮っている。

ただ、息子に言ったことがある。お国のために死ね、人様のためになれ、と。それだけ……。


NHK受信料払ってくれたら取り立て人に2万円
http://www.mynewsjapan.com/kobetsu.jsp?sn=213


古庄幸一(前防衛庁海上幕僚長。今年1月退官)の原稿がなかなかよい。

いま米軍は盛んにトランスフォーメーション(在日米軍の配置見直し・再編)をやっているけれども、それだけ大掛かりにやっているのなら、日本にある米軍基地の土地を、いったん日本に返還してみたらどうか。その代わり施設の使用などは今まで通りにするから、と。
戦後六十年も経っているのに、未だに日本の領土を占用している。それでいざ日本が使おうとすると、共同使用だなんだといってくる。私はこのことが、棘が刺さったような感じでずっと引っ掛かっているんです。国民の多くもそう思っているんじゃないでしょうか。

これまでに3号出たわけだが、いまだにWiLLのスタンスがよくわからない。
どんな雑誌を目指しているのか。若い保守層をターゲットにしているのであれば逆に
もっと硬派な作りにした方がいいと思う。オピニオン誌にしたいのか一般情報誌に
したいのかわからないんだよね。あと岡留の日記は面白くないから不要。