通勤電車で座るワザ

たまたま買った日経新聞に面白いコラムが。何だかリアル流星課長(id:orjp:20050520#p2参照)みたいな人達が結構いるようだ。まあ車内で飛び回っているわけではないようだが。

通勤電車で座る技術!

通勤電車で座る技術!

この本の紹介みたいな記事なんだけど。

「降りそうな人を発見して前に立つこと」と力説するのは元調査会社役員の河口裕治さん(62)。四十年近い宮仕えでノウハウを身につけた。第一に降りる前兆動作を見逃さないこと。「進行方向の窓から外をちらちら見始めたら間違いない。そろそろ降りる駅かという思いがにじみ出る」。

思いがにじみ出る!そんな能力があるのか河口(62)!

「私服の学生でも校風で違いがある。ファッションが派手な専門学校生に見えたらあの駅、服装に気を使わない予備校生風はこの駅と、それぞれの学校の最寄り駅を予測してその人の前に立つのが効果的」(万さん)

地味な専門学校生と服装に気を使う予備校生を敵に回す著者。

脂ぎった髪に大きい眼鏡、ネルシャツ、ウエストポーチというオタク青年は秋葉原で降りる」(ITサービス企業勤務の古屋和之さん、26)というユニークな見極め法も。「途中で降りるサラリーマンの顔を何人か覚え、その前に立つようにした」(通信会社に勤める石黒啓一さん、33)という達人技もある。

秋葉原で降りる」。言い切った。断定ですよ断定。100パー降りますよ。
んで記事中にイラスト付きでテクニックのまとめが載っているんだけど

端の席に座る客の前にたつ

両側を人に挟まれない端の席は人気があり、空くと別の席に座っている人が横移動することが多い。つまり端の席に座っている乗客はすでに長い時間乗っているので、降りる確率も高くなる

読んでいるものから降りる人を推測する

ハードカバーは長距離通勤、文庫本は短距離通勤が多い。図書館の本ならラベルを見てどこの駅で降りるか予想できる。スポーツ新聞は長距離通勤者との説も

「との説も」。本気だ。この人たち本気過ぎる・・・!


つうかアマゾンのレビューによると本当に流星課長のイラストが使われているらしい。あと海外でも取り上げられて反響を呼び、英語版も出るらしい。まじかよ・・・


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