安楽死を合法化してはどうか

はてなブックマーク経由で
http://d.hatena.ne.jp/bluede/20051113

厳しい増税・自己負担を国民に課し、賃金を大幅にカットして過酷な労働を強制する一方、そういった雇用環境で受けた被雇用者の苦痛や疲労メンタルヘルス精神安定剤などの処方で和らげようとすることは本質的な問題の解決ではなく、ごまかしでしかないでしょう。

ちょっと突っ込むと「メンタルヘルス精神安定剤などの処方で和らげようと」しているのは医療関係者であって政府ではない。政策として医療が行われているのではなく医療従事者の事業として行われている事ですね。主体は政府ではないだろう、と。(たまに事件・災害後に行政が精神科医やらカウンセラーやら派遣しているけどあれはただのポーズにしか思えん)
まあそれはいいとしてさらに経由してこれを読んだ。
http://d.hatena.ne.jp/ueyamakzk/20051113

俺はぶっちゃけると積極的安楽死容認派だ。「生かす=善」って価値観はそろそろ無理が生じてきている。QOLという概念が生まれて延命一辺倒の医療からQOL重視の医療にシフトした時に「積極的安楽死容認論」の勃興は予想できたはずだ。よね?これは現在の「患者の意志を最重視」っていう原則にも沿うものであるし。
医療が患者の希望の実現を叶えるために存在しているなら「苦しまずに死にたい」という希望にも答えるべきだろう。それを実現できるのは医療機関しかないのだから。殺す事が救済になる局面だってあるだろう!!ゆえに俺にとってのヒーローはドクターキリコです。


ところでこのニュース
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20051109dde041040004000c.html

焼死体:旧火葬場の焼却炉内に 老夫婦、自殺か−−福井
 調べでは、7日午後2時ごろ、近所の人が、火葬場横に、エンジンがかかったままの乗用車が止まっているのを不審に思い通報。駆けつけた署員が焼死体を発見した。

遺書があったから自殺だとわかって良かったものの、遺書がなかったとしたら飛び切り怖い怪談になるよな。「エンジンがかかったまま」ってのは再び車に戻って来るという意志がそこに見られるわけで。
旧火葬場を通りがかった老夫婦
「あれ?向こうで誰か手招きしていないか?ちょっと見て来る」
「あたしも行きますよおじいさん」
・・・そして2人は何かあって焼却炉で焼身自殺を遂げた・・・
KOEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE