プリシラ、ハリー・ポッターと炎のゴブレット、マッハ!!!!!!!!

評価2。ホモ必見。3人のドラッグクイーンにまつわる話で、みなそれぞれいい年になってるんだがいまだにステージで踊ったりして食っているわけよ。んで主人公のホモを演じているのが「マトリックス」でエージェント・スミスを演じたヒューゴ・ウィービングなんだよ。もうオープニングから、エージェントスミスが小林幸子ばりの衣装でCharlene - I've never been to meを熱唱するのよ(口パクなんだけど)。「マトリックス」ファンは見ておくべきだ。
ついでに。作中で彼ら3人は田舎町に逗留したりするんだが、田舎=洗練されていない=差別バンバン=当然のように3人もひどい差別を受けるわけですよ。車に「エイズ野郎出て行け」みたいな事スプレーで書かれたりね。しかしめげない3人。涙を拭いて旅を続ける3人。感動する観客・・・でもこういうシーンが感動を呼ぶのってさ、差別が前提になってるっつうか、差別が存在しなかったらこういう感動的シーンも存在し得なかった、みたいな部分があって、複雑な気分になる。上手く表現できんなぁ・・・。監督は本当に同性愛者に対する差別を無くしたいんだろうか?差別と戦っている同性愛者を描きたいんじゃないだろうか?そのためには多少の差別はあった方が好都合、くらいに考えてないのかな。とふと思った。いや別にこの映画を撮ったステファン・エリオット監督だけじゃなくあらゆる作品において。

評価1。シリーズ中最悪だった。もうね、ハーマイオニーが可愛くないんですよ。いや、それは別としてもあまりにも薄っぺらいと言うかやっつけ仕事と言うか。CinemaScapeでは「原作を考えると2時間に収めるのは無理があったのでは」という意見がちらほら見受けられ、そういう事情もあったのかもねえとは思うが、正直駆け足過ぎて薄っぺらでつまらんかった。

評価3。ええとね、これ観る前日にね、たまたまケーブルテレビでジャッキーチェンの「プロジェクト・イーグル」観たんです(これ、封切りの時に劇場でも観たんだよねえ。ジャッキー好きの友人と一緒に。あれから15年も経ったのか)。んで結論。やっぱジャッキーチェンの方が上だわ。スタントシーンの命懸け度が違う。ただ、ジャッキーの後釜は狙える位置にあると思う。競争相手が少ないから。今後に期待。


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