再びikunさん

ikun 『ごめんなさい(;´Д`)俺は愛国者だけど、天皇陛下は割とどうでもいいです。憲法に書いてある通りあのお方は国の象徴だと思っています。
オリンピックの事を喩えたのは一例を挙げただけで、俺もオリンピックはどうでもいいです。ただ、職務命令が下っている公僕である公立校の教師が君が代を斉唱しなかったり、起立しなかったり行くところまで行くと日の丸焼いたりする事が許される癖に、オリンピックを始めお祭り事があると陽気に日の丸を振って喜んでいる奴を見ると安っぽい愛国心だなとは思います。
後、俺は2号さんと同じく国を憂いていますが、選挙では共産党に入れます。それは憲法の改正には反対であること。イラクの派兵も多国籍軍の参加、一番直近の事案だと、改正年金法にも反対だからです。民主党は烏合の衆(実際改正年金法を何も止める事が出来なかった)だし、公明党は語るに及ばず。社民党は風前の灯火です。だからこれだけ国政に辟易しているんだと言う事を証明する為に共産党に入れているのです。
つか、マジレスしてくれてありがとう(;´Д`)貴方と俺は同じ愛国者でも方向性は違うと思います。けれど、通ずる物があるなと思ってレス付けました。まさかマジレスしてくれるとは思いませんでした。
ああ、それから書くの忘れてたけど、俺は戦前の尋常小学校の修身にあった教育勅語を復活させて欲しいと思ってます。一旦緩急アレバの天皇に関する下りはいらないと思いますが、博愛衆ニ及ボシとか、父母ニ兄弟ニとか、目上の人を大切に扱うとか、家族を大切に扱うとかそう言った古来からの日本人独特というか、奥ゆかしさというか、生命に対する畏敬の念と言うか、今では忘れ去られているような大切な物が教育勅語には詰まっている様な気がします。』

私はむしろ逆で(バザロワナタリア風)天皇陛下以外の事は割とどうでもいい。ikunさんの文章を読んで福田和也の言った「天皇抜きのナショナリズム」を思い出した。必死に諸君!のバックナンバーを探したけど見つからないから曖昧なまま書いてしまうけど(すまんこ)彼は象徴や伝統に拠らない、集団への帰属意識から自然発生するナショナリズムを構築可能だってな事を書いてた気がする。う〜ん自信なし。
まあ福田和也の話を抜きにしても天皇抜きナショナリズム現象が目に付くようになった気はする。特に若い層に。それは例えば新しい歴史教科書をつくる会天皇について設立から長い間態度を明らかにしなかった事などに表れていると思う。つまりつくる会は、天皇崇拝を明らかにしたら多くの人が入会を思いとどまってしまうのではないかと予測したんだろう。そして俺は、その判断は正しかったろうと思う。愛国的な若者であっても天皇について全く無知だったり無関心だったり、ある種アレルギーを持っている者は多い。残念ながら・・・
まあ多分、原因は教育だろうね。今の教科書には神武天皇すら載っていないって話だし。日本国憲法については俺は完全に改憲(廃憲でもOK)派。なんだが、

これだけ国政に辟易しているんだと言う事を証明する為に共産党に入れている

これはおかしい。おかしいというか手法がひねくれてるし無効。
共産党の票が伸びれば確かに与党は政策を練り直そうとするだろうが、その時果たして愛国者が望むような政策が選択されるかどうかは不確定だ。むしろ共産党の票が伸びたから共産党支持者を誘導するために共産党寄りの政策が選択される可能性もある。また共産党の票が伸びるということは共産党の勢力が強くなるという事。共産党からしてみればガチガチの共産主義者の1票もikunさんの1票も同じなのだから。


そろそろラジオの時間なので教育勅語は後日。