まあどうでもいいんだけど

http://d.hatena.ne.jp/zim/20060511#p3

知人「つまり医者は彼女の子宮までさわったんですよ…、彼女から子宮が痛いってメールきました」
漏れ「(;´Д`)」
知人「そこまでされて、さらに金まではらったんすよ、マジ納得できないですよ。…あああもうマジ殺しに行きたい」

もうこの国は滅んだ方がいいのかもね。

いまを生きる

  • いまを生きる

http://cinema.intercritique.com/movie.cgi?mid=215
評価1。陳腐だった。まずキーティングのキャラクターが描き切れていない。彼は生徒に多大な影響を及ぼす人間であるわけで、その人間的すごさみたいな部分が描かれていないから観客としては「あれ?そんなあっさり人生観変わるの?」となってしまう。だからむしろ生徒側に対して「軽佻浮薄では?」みたいな疑念が湧く。そして尻切れトンボの感が拭えないラストシーン。生徒役はおしなべて演技が上手かったし個性が出ていただけに残念。3時間くらいかけてもっと細かく描写していれば良かったのになあ。

唯一良かったシーン。自殺した級友の葬式でみんなが歌を歌っているシーンなんだけど奥から2人目のチャーリー・ダルトンだけは口を閉ざしている。Gale Hansen演じるダルトンは半ば不良のような生徒役なんだけど(煙草を吸って女たらしでいつもふざけている)同時に誰よりも感情豊かなキャラで、このシーンでも歌なんか歌えないくらいに悲しみに暮れている様がさりげなく描かれている。

25時、シェイド、笑の大学

  • 25時

http://cinema.intercritique.com/movie.cgi?mid=12652
1。これ、完全にバリーペッパーがおいしいところを持って行ってる。プライベート・ライアンで十字架にキスをしながら狙撃していた彼だ。本当にいい役どころ。投資銀行のディーラーで、明日投獄される友人モンティの事を人前では「前科者となんか二度と会えない」と罵るんだけど、本心ではモンティの支えになりたいと思っていて、モンティと二人きりになると本音が出てやたらと親身になる。モンティを罵るのは麻薬を売っていて投獄されてしまう親友に対する苛立ち、そしてそれを止められなかった自分に対する苛立ちの裏返しってわけだ。いいキャラだ。でも評価は1だ。俺は甘くない。

  • シェイド

http://cinema.intercritique.com/movie.cgi?mid=13175
2。オープニングのチェンジの技法は必見。あと登場人物の名前は名立たるマジシャンに由来している。まあマジシャンは見ていて損はないと思うんだけど、ストーリーとしては陳腐。「スティング」観ていないならそっちを優先的に観るべき。

http://cinema.intercritique.com/movie.cgi?mid=15137
1。これも尻切れトンボ。やっぱり最終的にどんな芝居に仕上がったのかってのは観客誰もが知りたい点で、それが描かれずに終わるってのはどうなのよ。