Book Baton
http://blog.drecom.jp/runamin/archive/88
るみねえさんからいただいたBook Batonを。
かなりの量を実家の書庫に退避させていたのでちょっと調べてきました。
持っている本の冊数
活字 750冊くらい
雑誌 350冊くらい
漫画 100冊くらい
15年くらい前に発作的に100冊ほど売っ払ったのが痛い・・・。今となっては絶版になった本もありました。
今読みかけの本 or 読もうと思っている本
- 作者: 高木重朗
- 出版社/メーカー: 東京堂出版
- 発売日: 1983/09
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 35回
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最後に買った本(既読、未読問わず)
- 作者: ロビン・ウィルソン,茂木健一郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2004/11/25
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 25回
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はてなキーワードにもなっていた。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%bb%cd%bf%a7%cc%e4%c2%ea
特別な思い入れのある本、心に残っている本5冊(まで)
- 武者小路実篤「友情」
小学生の頃読んでショッキングなラストに泣きまくった。興奮して親に伝えると「ああ、あれね。陳腐だよね。キレイ事っていうか」と言われまたショックを受けた。今読むとどう感じるだろうか。
友人に貸され、あまりに面白くて一日で読んだ。次の日下巻も借り一日で読んだ。読後感は微妙だった。主人公達はシステムを憎んでぶっ壊すんだけれど気付くと自分達が新たなシステムになっていて、ゼロがそこに絶望するってあたりにリアリティを感じた。
そう言えばこれを読み終わった頃にエヴァンゲリオンの放映が始まったんだよなあ。登場人物に同じ名前が使われていたりして(鈴原とか洞木とか)ニンマリした。
作者の思想は超個人主義的っていうか「イカサマでも何でもしろよ、その代わり俺もやる」ってなアウトロー仁義が徹頭徹尾貫かれていてシビれる。
賭博破戒録カイジのチンチロリンで456サイコロが出てきたけど元ネタはこの小説。もしかしたら他の著作かもしらん。
思い入れってほとじゃないんだけれど、結構強烈な本なので挙げてみる。「トンデモ本の世界R」にも紹介された。
http://sperm.zombie.jp/archives/000035.html
どこまで読んだかわからなくなるよ。お試しあれ。
たまむしのずしのものがたり。いや、児童文学なんですが。これも小学生の頃図書館で読んで感動した。でも再び読みたいと思った時には書名を忘れていて、長い間会えなかった。主人公の若い仏師・若麿が厨子の仕上げに悩んでいて、たまたま玉虫と出会い、玉虫を集めているうちに自然の美しさに開眼するお話。
ラストのこの辺が大好きだ!
ああ、なんとこの世は、ふしぎな、そして、美しいものにみちみちていることでございましょう。草のかげにも、土のなかにも、くさった肉や、どろ水のなかにでも、美しいものがひそんでいるのでございます。しかも、美しいものが美しいとばかりはいえず、みにくいものからも生まれだし、おそろしいものに形をかえ、また、みにくいものがみにくいとばかりはいえず、美しいものからも生まれだし、すばらしいものに形をかえるのでございます。いまこそ若麿は美しいものの真を見ました。神を見ました。仏を見ました。いや、神をこえた美そのものを、はっきりと見ることができました。